速読術というと、なんとなく最近生み出された技術ではないかというイメージがありますよね。
しかし、実際には速読術にはかなり長い歴史があるんです。
そんな速読術の歴史について、ご紹介してみましょう。
速読という技術が実践されていたのは、果たしてどれくらい前からなのでしょうか。
これは、はっきり言って誰にも特定はできないでしょう。
というのも、この速読術という技術は、公式の記録として残されるものないからです。
それはそうかもしれません、速読はあくまでも日常生活などの中で、個人で行う技術です。
そのため、誰かが速読術を開発し、それを使っていたとしても、せいぜいまわりに自慢するくらいで、日本全国に広がるという事はなかったのでしょうね。
そのため、恐らくは大昔から行われていたのではないか、と推測はできても、実際に最初に誰が速読術を思いついたのか、それはいつか、といったことはまったくわかりません。
ですが、速読自体の歴史としては、数十年前には確実にひとつの技術として伝授されています。
というのも、速読を教える塾などの中には、数十年前から活動しているものが多いからです。
その時点で、もう速読のノウハウは確立されているわけですから、もっと前から速読というものが行われていたという事になります。
速読は、その時代を反映させる技術と言えるかもしれません。
一昔前の速読と今の速読とでは、主とする考え方が大きく違います。
それは、進歩であると言えるのかもしれませんが、現代の時代背景に合わせた結果ともいえます。
時代の流れと共に変化する速読という技術は、非常に柔軟な文化と言えます。