速読術の場合、速読の教室に通いたくてもどうしても通えない人はたくさんいます。
というのも、速読術の教室自体が少ないからです。
中には、一つもないという県も結構あります。
さすがに違う県にまで通うというのは、現実的に大変なことになります。
では、そんな人はどのような方法で速読術を学ぶのかというと、通信教育という方法があります。
通信教育というのは、DVDなどの教材を使って、講師が講義してくれている映像を見ながら学んでいく方法です。
この通信教育というのは、教材と比較して、どのように違うのでしょうか。
自宅で学べるという点では同じですが、大きな違いもあります。
それは、映像と声です。
教材は、基本的には本を自分で読みながら学習するだけです。
一方、通信教育は、映像を見て、その映像から聞こえてくる声を聞きながら学習をします。
つまり、視覚と聴覚を同時に使って学べるというメリットがあります。
この場合、非常に効率よく内容を吸収できます。読むだけの学習と比べて自分なりに勘違いして理解してしまうことが減ります。
そして、決定的な違いとしては、通信教育の場合自分の学習の成果をチェックしてもらえる点です。
例えば、何らかのテストを行った際に添削をしてもらえますし、メールでのサポートやスカイプ(パソコンで行う電話)などを利用し、質問する事も可能です。
教室のようなリアルタイムでの返答は難しいですが、時間を置いた上で返答を得ることが可能なのです。
そういう意味では、教室と教材の中間あたりというのが、この通信教育の立ち位置です。
ちなみに、費用もその真ん中くらいですね。